今回は、サンディエゴで訪れたい場所や街の雰囲気を紹介していきます!

12月や1月でも、サンディエゴは温暖な気候です。日中は比較的暖かく、夜は寒いときもありますが、凍えるほど寒くはありません。最低気温は9度前後、最高気温は、冬でも15度を超える日があります。冬に寒いところに行きたくない人には、おすすめの場所です!

絶好調のサンディエゴ

サンディエゴは、これからもかなりHOTな街になっていくんじゃないかなと感じました。建設中のコンドミニアムが、たくさんありました。「建設中の建物が多いけど、サンディエゴは最近どう!?」と地元の人に聞いたところ、「サンディエゴは人気の街だからね。人が集まるんだよ!」なんて答えが帰ってきました。

好調のハイテク業界の風を、サンディエゴでも受けてるのかな!?と思ったのですが、必ずしもハイテク業界の景気がいいから、ということでもなさそうです。わたしは昔のサンディエゴを知らないけれど、 新しい建物も多くあったので、 10年前にきた人なら、もしかしたらその変化におどろくかもしれません。サンディエゴから南にドライブすると、メキシコの国境ティファナです。一年を通して温暖な南カリフォルニア。サーファーにも人気の街です。

建設中の建物も多いです

サンディエゴの観光名所

ここからは、サンディエゴにきたらぜひ訪れたい、観光名所を紹介していきます。

バルボアパーク・Balboa Park

バルボアパーク
緑がたくさん

バルボアパークは、ダウンタウンからバスで20分ほど行ったところにあります。感覚的にはとても近いです。バルボアパークの広さは1200エーカー。東京ドームがおよそ12エーカーなので、東京ドーム100個分の大きさになります。おどろきの広さですね! バルボアパークは歩きならが自然を楽しめるだけでなく、敷地内に美術館や動物園、レストラン、ギフトショップがあります。一日いてもたりないくらい、かなりいろいろなものが詰まっています!

ローズガーデン&カクタスガーデン

ローズガーデン
すてきなバラ園

バスを下車すると、すぐお迎えしてくれるのが「ローズガーデン(バラ園)」と「カクタスガーデン(さぼてん園)」。

バラはとってもカラフルできれいでした。12月にもかかわらず、どれもきれいに咲いていました。バラの季節は、日本でいうと春から初夏にかけて咲くようです。気温15度は必要なようなので、あたたかいサンディエゴだからこそ、冬でもバラ園を楽しむことができるのかもしれません。

さぼてん園のほうは、かなり巨大なものから見たことのない興味深いものまで、たくさんの種類があります。こちらも一年を通して温暖な気候なサンディエゴだからこそ、こんなに大きく育つんでしょうかね。ここは入場料もありません。朝早く着いたときや、館内が閉まったときでも、周ってみることができます。

サンディエゴ動物園

サンディエゴ動物園
写真出典元:http://zoo.sandiegozoo.org/

1915年に開設。なんと800種類、4000匹もの動物が飼育されているという、世界で最大規模の動物園です。

世界的にも人気の動物園ということだけあって、正直なところ入場料も少し高い気がしましたが、「見て楽しむ」ということだけでなく、絶滅危惧種となっている動物の繁殖や飼育、そして子供たちの体験や教育にも力を入れています。また定期的に園内のエリアを改装したりと、改善してつづけている動物園だなということが伝わってきました。入場料が高いことにも納得です。

営業時間:9時~17時まで
入場料(1日券):大人56ドル・子供46ドル(2019年1月現在)

サンディエゴ動物園のくわしい記事はこちらへ!

公式HP:http://zoo.sandiegozoo.org/

サンディエゴ自然史博物館・San Diego Natural History Museum

1847年に設立された、由緒ある博物館。こちらもバルボアパーク内にあります。設立当初は、サンディエゴダウンタウンにあったそうですが、1933年に現在のバルボアパークへ引っ越してきます。

博物館では、南カリフォルニアの歴史を学んだり、恐竜の化石を見ることができます。館内には巨大なスクリーンがあり、2Dや3Dの化石にまつわるミステリーや、海沿いの美しサボテンの話など、毎日興味深いショーが開催されてます。またおよそ200もの頭蓋骨のコレクションがあったりと、75百万年にもさかのぼって歴史を垣間見ることができるようです。そのほかにも歴史書物や動物のはくせいなど、子供から大人まで楽しそうです。

営業時間:10時~17時まで
入場料:大人19.95ドル・子供11.95ドル(2019年1月現在)

公式HP: https://www.sdnhm.org/

日本庭園・Japanese Friendship Garden

サンディエゴ 日本庭園
写真出典元:http://www.niwa.org/

日本庭園は、サンディエゴと姉妹都市である横浜の友好の印として、また世界中から訪れるひとに「ユニークな経験をしてもらおう」という想いをこめてつくられたそうです。「三景園」とも呼ばれます。これは横浜の「三溪園」に由来するのでしょうかね?

庭園の外にある「Tea Pavilion」ではお茶やうどん、丼ぶりなどがあり、軽い日本食を楽しむことができます。わたしは試してないので、お味のほうはどんなものかわかかりません。個人的には「Tea」ときたら、お茶うけにおまんじゅうなどの和菓子がほしくなってしまいます。でもまだ外国人には和菓子より「Teriyaki」の方が流行るのかなと思いました。

日本から旅行に来たひとなら、あえて日本庭園を見ることもないでしょうか!? 私は日本庭園をみると、落ち着きます。「わびさび」を感じることができるのは、日本庭園ならではですね!

営業時間:10時~18時まで(夏は19時まで)
入場料:大人12ドル・子供10ドル(2019年1月現在)

公式HP:http://www.niwa.org/docent-tours/

民芸博物館・Mingei International Museum

「Mingei」は、まさに日本語の「民芸」からきています。この博物館はサンディエゴ州立大学の教授であるMartha Longeneckerの指導をうけオープンしたそうです。この「Mingei」という名前の由来は、彼女が日本で焼き物作りを学んでいたときに、日本の民芸協会から学びと、そして親しい交流があったため、「Mingei」という言葉が使われることになったそうです。

「民芸」は日本語ですが、日本のものだけが展示されているわけではなく、メキシコやインド・中国・インドネシア・アフリカの民芸など、さまざまなものが展示されています。

ここでは民芸品をおみやげに買って帰ることもできます。

公式HP:https://mingei.org/

サンディエゴ航空宇宙博物館・San Diego Air & Space Museum

ンディエゴ航空宇宙博物館
外観からしても楽しそう

こちらもバルボアパーク内にあります。本当に広いですね! 数々の航空機が展示されていて、航空の歴史や技術について学ぶことができます。

1963年に設立したものの、1967年の放火により、「Beecraft Wee Bee(世界でもっとも軽い航空機)」など、貴重な展示物が多く失われてしまいました。それからなんとか復活を遂げ、商業用の航空機や軍用機・宇宙機などの展示も数多くあります。空や宇宙の歴史を知る勉強にもなります。

3D・4Dムービーやシミュレーターがあり、コックピットでのパイロット体験をすることができます。これは大人でも楽しめそう! ちなみに体験では最低でも身長112cmは必要なようです。あまり小さなお子さんは体験できないので、子ども連れのかたは楽しみにしてきたのにがっかりさせないよう、事前に要チェックですね。入り口の外に展示されている飛行機をみるだけでも、ウキウキしてきます。

営業時間:10時~16時半
入場料:大人19.95ドル・子供10.95ドル(2019年1現在)

公式HP:http://sandiegoairandspace.org/

サンディエゴ自動車博物館・San Diego Automotive Museum

まだまだ続きます。バルボアパーク内にある自動車博物館。こちらは航空宇宙博物館の、すぐとなりにあります。

1900年代の車の展示があり、なかでも「Louie Matterの1947カディラック」と呼ばれるものが有名です。これは、Lousie Matter氏が1947年に購入した当時の高級車。

1952年に、2人の仲間と5時間ずつ交代しながら、サンディエゴからニューヨークまで、およそ10170kmもの距離を止まることなしに、走行しました。この長旅を成し遂げるために、ガスタンクの改良におよそ5年、そして7万5000ドルもの費用をついやしたそうです。7万5000ドルは、日本円にしておよそ800万円。当時の額なので、現在の価格で換算すると、もっと高くなるんじゃないかと思います。

こんなにまでお金と時間をかけて、なぜやってきたかというと、とどのつまりは「彼の夢」だったんですね。男のロマンでしょうか。さらにそのあとには、アラスカからメキシコまで、およそ12000kmの距離を止まらずに、走行し続けたそうです。すばらしいですね! そんな夢にあふれた車が、この博物館に展示されています。訪れるときには、ぜひチェックしてみてくださいね。なにかラッキーなことでもやってくるかも!?

営業時間:10時~17時まで
入場料:大人12ドル・子供6ドル(2019年1月現在)

公式HP:https://sdautomuseum.org/

サンディエゴミッドウェイ博物館・USS Midway Museum

サンディエゴミッドウェイ博物館
おっきい

ミッドウェイ博物館は、バルボアパークの中ではなく、ダウンタウンから西へ海沿いに歩いた、エンバカデロと呼ばれる地区にある博物館です。「USS Midway」は「アメリカ海軍の航空母艦」のことです。海上に浮かぶ航空基地のような感じです。

たくさんの戦闘機や2Dムービー、そして空母の中のようすを見ることができます。食堂や寝室・会議室など、普通に暮らしていたら見ることのない船内の中に入ることができます。映像では日本海軍が行った、第二次世界大戦真珠湾攻撃のアメリカ側の様子が放映されていました。自国のことを相手側から見ることは、違った視点でみることになり、とても興味深いことでした。当時は敵国であれど、みな同じ人間なんですよね。戦争の映像を見ると悲しい気持ちになりましたが、戦闘機自体はかなり多くの種類があり、とても興味深いものでした。

営業時間:10時~17時まで
入場料:大人23ドル・子供(13-17歳)17ドル・子供(6-12歳)10ドル(2019年1現在)

事前にオンラインでチケットを購入しておくと、2ドルの割引を受けることができます。また入場のときに並ぶ必要がないので、行くことが決まっていたら、事前にオンラインでチケットを購入しておくといいと思います。私が行ったときは午前中でしたが、すでに長い列ができていました。15分くらいも待てば入れるかもしれませんが、事前に買っておけば列に並ぶ時間も省けるので、おすすめです!

公式HP:https://www.midway.org

まとめ

今回は、サンディエゴの博物館を中心に書いてきました。サンディエゴ、見どころが多いと思いませんか!? 正直こんなにたくさん博物館があると思わなかったので、びっくりしました。

ミッドウェイ博物館の近くは海沿いで眺めもよく、ぶらぶらと散歩するのもとても気持ちがいいです。バルボアパークは、朝からいっても午後までゆったりと過ごすことができるくらい、大きな公園です。1日博物館めぐりでは、見るものも多く、つかれてしまうので、博物館巡りが好きな人なら、2日くらいに分けて行くといいと思います。わたしは今回すべての博物館を回ることはできませんでしたが、じっくりと見ただけでもかなり満足してしまいました。

本当につまっています! 今回行くことができなかったところは、次回の楽しみに取っておきたいと思います❤