学生ビザとは?Part 1

学生ビザとは、アメリカで学生として留学する場合に必要なビザ。
「学生ビザ」または「F1(エフワン)ビザ」とも呼ばれます。

4年制の大学や短期大学(コミュニティカレッジ)はもちろんのこと、語学学校でも週18時間以上の授業を受講する場合、また3ヶ月以上にわたる長期留学の場合は、学生ビザの申請が必要になります。

最近では、短期の旅行でも電子ビザの申請が必要な国がふえてきましたが、日本人はまだまだ「ビザなし」で入国できる国が多いほうです。電子ビザとちがい、学生ビザは日本のアメリカ大使館でビザの発給を受けることになります。大使館経由でビザを申請するのは、多くの人にとって初めての経験となるのではないでしょうか?

初めは耳なれない「ビザ」という言葉がわからず、私もかなり不安でした。
たとえば、

  • ビザってどんなもの?
  • ビザの申請ってむずかしいの?
  • どんな手続きが必要なの?
  • ビザを取得までどのくらい時間がかかるの?

といったことなど。

もしあなたにとって初めての留学であれば、自分ひとりでビザを申請していくのは、正直むずかしいです。現地とのコミュニケーション、書類の入力、大使館での面接など、わからないことがたくさんでてきます。私は当初、留学エージェントを通して学生ビザの申請をしました。

留学エージェントを通すと、現地とのやりとり、書類の作成、大使館の面接予約を手配してくれます。わたしたちはエージェントの指示にしたがい、書類を集めていくことになります。しかし、最後に大使館で面接を受けるのは、あなた自身です。

この記事では、自分ひとりで申請することをすすめているわけではありません。ただ、申請のおおまかな流れをつかんでおくと、安心します。大使館で質問されたときに、とまどうことがないように。また無事ビザが発給されるように、流れをつかんでおくと心強いです。

学生ビザとは?Part 2

school

学生ビザは学業を目的として渡米する場合に必要とされるビザ
学生ビザはF-1ビザM-1ビザがあります。

F1ビザ

  • 学生ビザの主流
  • 4年制大学や短期大学に行く場合
  • 語学学校で3ヶ月以上学ぶ(もしくは3ヶ月以内でも週18時間以上の授業を受ける)場合
  • 大学のExtension(社会人向けの学校)や認可された学校に行く場合
  • 私立高等学校に行く場合

M1ビザ

  • 日本で専門学校にあたる職業的な学校に行く場合

この記事ではF1ビザとして説明していきますが、M1ビザも、流れはF1ビザと基本的に同じです。

学生ビザ取得までのステップ

学生ビザ取得までのおおまかな流れは、こんな感じです。

F1 visa flow

SEVIS費の支払いやI-20の手配といった、耳なれない言葉がでてきました。渡米までに、十分な時間をもって準備に取りかかる必要があります。
それぞれのステップを順にみていきましょう!

学生ビザ第一ステップ

学校の選択そして入学申請および入学許可まで

留学先の学校を決める

最初のステップは、まず留学先の学校を決めていきます。見たことも行ったこともない学校を事前に決めるのはたいへんですが、留学先の学校を決めないと、次のステップに進めません。

  • どこの大学に行きたいか?
  • 語学学校であればどこの街で勉強したいか?

を、先に決めていきましょう。

語学学校を決めるための参考記事は、こちら。
留学する場所を決める
語学学校を決める

気になる学校が見つかったら、

  1. あなたが留学すると決めた学校は、米国内で認可された学校であるか確認
  2. 学校への入学申請を行い、同時にI-20の発行を依頼

なぜ先に学校を決めなければならないのか

学生ビザを申請するためには「学生として留学する」ということを証明しなければなりません。そのため、一番先に留学先の学校の選択と申し込みが必要になります。学校を申し込み、その学校からの「許可があること」が前提となります。そして入学許可書ともなる「I-20」という書類が学校から発行されます。ビザ面接のときに、このI-20の提出が必要になってきます。

海外から留学生を受け入れる語学学校は、認可された学校のはずですが、自分で確認する方法があります。
米国国土安全保障省が提供している、学校探しのサイトはこちら(英語)
https://studyinthestates.dhs.gov/school-search

認可されている学校は「Student and Exchange Visitor Program (SEVP)-certified schools」と呼ばれます。

実際に行きたい学校が決まったら、入学の手続きに進みましょう。

学校の入学申し込みをする

今回は、語学学校に留学する場合の流れをみていきます。大学の場合も流れは同じですが、入学が年一回のため、申し込みに締め切り日があること、また事前にTOEFLスコアが基準に満たしているかといった、入学の条件があります。

語学学校の申し込み(application)のやりかた

語学学校の登録と入学の申し込みは、ほとんどの学校でオンラインの申し込みが可能です。各学校のホームページにいき「apply」といった項目があるか、チェックしてみます。申請者の基本情報や受講したいコース、開始日、受講期間を選択していきます。また、申込書(application form)をダウンロードして記入したあとで、emailで申し込みを行うといった学校もあります。

各学校のサイトから申し込むため、申し込み方法は統一されていませんが、基本的に入力する項目は同じです。

  • コース名
  • コースの開始日と終了日(何週間受講するか)
  • あなたの基本情報(氏名・住所・電話番号など)
  • パスポート番号
  • 支払い情報(クレジットカード ・ 銀行口座・ペイパルなど)

申請する前に、コース日と期間を決めてから申し込みをはじめます。パスポートがない人は、パスポートを取得しておく必要があります。

また学生ビザを申請する場合、週18時間以上のクラスを受けなければなりません。18時間以上ですので、20時間などでもOK。週18時間以内のコースに対しては、学生ビザの発給は認められません。クラスを体験してみたいという場合には、学生ビザは発給が認められてないんですね。まさに、学業を本業として渡米する人のために発行されるビザです。

今回は例として、セントジャイルズニューヨーク(St Giles)語学学校のウエブサイトを参考にしながら説明していきます。

✱学校の画像は記事投稿時2017年のものです。学校のホームページは変わる可能性があります。流れをつかむための参考としてみてください。

申し込みのときに頻繁に出てくる用語

申し込みの際に頻繁に出てくる用語があるので、まとめてみます。

  • application:申込書
  • enrollment form:入学申込書
  • registration fee:登録料
  • tuition:授業料
  • bank statement:銀行残高証明書
語学学校の入学手続きを進める

実際の入学申請のスクリーンを一緒にみていきましょう。
St.Giles New Yorkの最初の画面。画面右上の「BOOK YOUR COURSE」をクリックします。クリックするとき選択肢が出てくるので、今回は「English Language Course」を選択します。

オンラインでの申し込みの画面に進みます。

apply2

右のプルダウンメニューから選択しながら、渡米する年や場所、生年月日などを入力します。各項目はもともと空欄ですが、現在のスクリーンは私がサンプルとして選択したものが項目の中に入力されています。選択しおわったら「NEXT」をクリック。

application

Select Year:コースを開始する年
Choose a collage:受講する都市(St Gilesの場合は複数のキャンパスがあるため)
Date of Birth:生年月日
Choose a course at a collage:コースを選択

application

引き続き、コースの詳細を入力していきます。
Lesson per Week: 週何時間のレッスンを受講するか
Course Length:コースの長さ(サンプル:12週以上受ける場合)
Please select the number of weeks you want to sturdy:コース受講期間
Please choose starts date:コースの開始日

入力していくと、このサイトでは右側に授業料を含めた費用が、自動計算されてでてきます。分かりやすいですね。下のほうの項目には、オプショナルでAccommodation(滞在先の手配)・Arrival Transfer(空港からの送迎)なども、追加することができます。今回はこの項目はスキップして、次の画面へ。

application

確認画面。費用等を確認したら、一番下の「make enrollment」をクリックします。

次は個人情報の画面。氏名や住所などを入力していきます。

application

次の画面では支払い方法。St Gilesでは、一部支払いか全額支払いかを選択することができます。支払い方法(クレジットカードや銀行の送金など)を選択します。クレジットカードがあれば、カードの方が手数料も少なく簡単だと思います。

application

これで、必要な情報はすべて入力できました。次の画面は、支払いのためのクレジット番号や銀行口座番号を入力して、入学の申し込みが完了になります。

St Giles語学学校をサンプルとしてあげてみました。

St Gilesは大きな学校なので、ホームページもしっかりしていて、わかりやすく入力できるようになっていますが、すべての学校が同じという訳ではありません。学校によっては、もっとシンプルな申し込み画面になっているところもあります。ただ基本的な入力情報は同じです。

おおよその流れと感覚が、つかめたでしょうか?

学生ビザ第一ステップのまとめ

最初のステップである「学校の選択・入学申請」ができました。この申し込みが終わるとほぼ同時に、次のステップ「SEVIS費用の支払い・I-20受領」に進んでいきます。

記事が長くなりましたので、次のステップはこちらへ!