日本では手に入らないものはない! と思うほど、日本には数多くの海外人気ブランドが進出しています。今回紹介するアメリカ発のブランドも、日本に上陸済みのものがほとんど。とはいえ、せっかくアメリカに行くとなったら、やはりご当地のブランドをみて回りたいところ。
日本では手に入らないスタイルやデザイン。また、日本で流行となって売り切れてしまったものも、現地でなら手に入れることができるかもしれません。
ドル建ての現地価格がお買いどきなときもあれば、アウトレットで掘り出し物を見つけることができるかもしれません。「え〜っ、これもアメリカブランドだったんだ!」なんてものもあるかも。それでは一緒にチェックしていきましょう!
ラグジュアリー編
ちょっとお値段はハリますが、予算に余裕があったら、ぜひ1つは持ちたいブランド。「女性らしさ度」がアップしそうです。
トリーバーチ Tory Burch
写真出典元:
https://www.toryburch.com/about-us/about-us-main.html
http://couturepictures.com/
https://storify.com/mtaylor4/tory-burch-retailing-beyond-the-tech-revolution
トリーバーチは、2004年、NYマンハッタンのおしゃれなカフェやセレクトショップが立ち並ぶ、ノリータ地区にオープンした小さなブティックから始まりました。そして瞬く間に世界へ広がり、現在では世界に200店舗ものブティックを構えています。
カジュアルなスタイルからラグジュアリーなものまで、幅広い世代に受け入れられています。「T」をかたどった大きなマークが特徴。皮製の高級感あふれるバッグをはじめ、ナイロン製のトートバッグなど、通勤からカジュアルな普段使いまで、いろいろなシチュエーションに使えそうです。
また、大人感あふれる化粧ポーチの種類もそろっていて魅力的。かばんをはじめ、小物、靴、アクセサリーなどを展開しています。2015年には、トリースポーツとして、アクティブウェアのラインも始まりました。セレブを感じさせるおしゃれなアクティブウェアです。CEO兼フアッションデザイナーであるトリーバーチ氏は、1966年生まれ。とても綺麗で年齢を感じさせません。
ベーシックな黒のサッチェルバッグやクロスボディ(斜めがけポシェット)を一つ持っていたら、少し品のある女性になりそうだな、と思いつつ、私はいまだにほしいものリストに入ったまま購入できていません。アメリカでも年齢問わず人気があります。
コーチ Coach
写真出典元:https://www.macys.com/shop/featured/coach
日本では、長年かなり浸透しているブランド、コーチ。
1941年に家族が経営する工房からはじまり、6人という小さな職人によってNYマンハッタンで創業。品質の良いレザーを使い、「モダンなものを作っていきたい」というシンプルな想いのもとに、はじまります。75年もの歳月を経てその人気は広がり、今では世界中に950もの店舗があります。
シグネチャーである皮製品のバッグをはじめ、靴や服、アクセサリーや香水など幅広く取りそろえています。
2017年に、コーチはケイトスペードを買収し、会社名はタペストリー(Tapestry Inc)になりました。コーチブランドは変わらず健在です。
クラッシックな皮のかばんは、結構ずっしり重めのものもあり、作りがしっかりしていて機能的。逆に柔らかい皮のかばんもあり、重さを感じさせず手触りも心地よく、私は大好きです。
シーズンもののデザインは、かわいらしいポップなものもあり、とてもユニーク。上質な皮で作られた黒や茶色のベーシックなデザインは、流行を問わず、年を重ねてもずっと使えそうです。私も現に、5年以上も前に買った皮のミニサッチェルバッグを、今でも大切に使っています。
ケイトスペード Kate Spade
写真出典元:https://forum.purseblog.com/threads/celebrities-and-their-kate-spade-bags.729149/
1993年に、Kate Brosnahan Spadeがデザインしたかばんにはじまり、1996年にはNYマンハッタンソーホー地区に、最初の店舗がオープンしました。
ケイトスペードは先にのべたように、2017年コーチに買収されています。コーチにはないケイトスぺードのかわいらしいデザインは、これからも変わらず残っていってほしいなと思います。
かばんをはじめ、小物やジュエリーや靴など。おしゃれデザインのタンブラーやメモ帳などもあり、日常に取り入れやすいものもたくさん。これが結構かわいいんです! ギフトとしても、いいかもしれませんね。ストライプや水玉といった、かわいらしいカラフルなデザインが特徴的。公式サイトには「Live Colorfully」とかかげられています。まさに元気で明るい、ケイトスペード的なイメージが広がります。サラジェシカパーカーやハルベリーなど、セレブたちにも人気です。
マークジェイコブスMarc Jacobs
写真出典元:https://shop.nordstrom.com/sr?origin=keywordsearch&keyword=marc+jacobs
ニューヨーク生まれのデザイナーである、マークジェイコブス氏により創始。80か国に約200もの店舗をもつブランド。
1986年にオンワード樫山USAで、はじめての「Marc Jacobs」ラベルをデザインしています。1993年から1994年にかけて、オンワード樫山の支援を受けて、自身のブランド会社を設立し、メンズコレクションを発表。1997年には、ルイヴィトンのクリエイティブデザイナーにも抜擢。2005年には「Marc by Marc Jacobs」のブランドを発表。こちらはオリジナルのMarc Jacobsよりカジュアルかつ価格が抑えられたライン。
オンワードともつながりがあったこと。そしてそれが、彼のブランドの起点となっていたことにびっくりです。
ナイロンのトートは軽くてかわいくて、普段使いしやすくおすすめ。キュートなアニマルデザインをほどこした靴など、ほかにはないようなユニークなデザインもあり、とっても魅力的です。また、ママたちにおすすめのダイパーバックもあります。ナイロンの軽さを生かし、シンプルだけどおしゃれなデザインです。
マイケルコース Michael Kors
写真出典元:https://forum.purseblog.com/threads/celebrities-michael-kors-pics-only.612446/page-7
1981年、ファッションデザイナーであるマイケルコースにより創始。現在では世界中に550の店舗(百貨店などの店舗を含めると1500以上)を構えています。
かばんや時計、アクセサリーや靴からアパレルまで、幅広く展開しています。MKのブランドマークは、アメリカのデパートやモールなど、いたるところで見かけることができます。
2010年に日本に上陸。2015年、銀座に世界初のフルラインとなる、「旗艦店」がオープンしました。
ジェニファーロペス、ナタリーポートマン、ミランダカー、グウィネスパルトローなど、ハリウッドセレブたちにも人気のファッションブランド。ミシェル・オバマ元大統領夫人もお気に入りのブランドだそうです。
カジュアル編
日本のカジュアルさとは少し違った南カリフォルニア系のブランドや、日本で同じみのギャップやフォーエバー21など。安さゆえに生地が薄い場合も多々ありますが、はやりものをワンシーズンだけ着まくるなど、うまく使い分けて着たいところですね。しっかりした生地の服も、もちろんあります。私は8年前に買ったアバクロのジーンズをまだ着ています。
アバクロ Abercrombie & Fitch
写真出典元:http://www.hannover-cms.de/003-abercrombie-and-fitch-berlin
アバクロとして知られるAbercrimbie & Fitchは、1892年に設立。今どきのファッションなのに、かなり老舗なのでびっくりしました。
日本には2009年に店舗オープンしたものの、撤退気味。若者向けのカジュアルブランド。今後の動向が気になります。お店に入ると香ってくる香水のにおいに、最初よろめきました(いい意味で)。
ホリスター Hollister Co.
写真出典元:https://www.hollisterco.com
ホリスターはアバクロの子会社。アバクロと、かなり系統が似ています。ホリスターは2000年にオープンし、日本には2013年に横浜に1号店をオープン。南カリフォルニアのサーファーな雰囲気をかもし出した、爽やかブランド。ロゴマークはかもめ。
アメリカンイーグル American Eagle Outfitters
写真出典元:http://www.giantartists.com/rj-shaughnessy-american-eagle-outfitters/
1977年に、ミシガンで最初の店舗がオープン。日本では2012年にオープン。アバクロやホリスターと系統が似ていますが、若干それよりも若い雰囲気があるような気がします。
これら3つのブランドは若者に人気。ロゴマークはイーグル。ホリスターと似ているのでびっくりしました。サブブランドとしてエアリー(aerie)というインナーブランドを展開してます。コットン素材がメインで、女性下着やパジャマ、部屋着を中心に扱っています。価格もほどよく、かわいいです。
ヴィクトリアズシークレット Victoria’s Secret &
ピンク PINK
写真出典元:https://www.victoriassecret.com/vsallaccess/angels/romee-strijd
セクシーな下着でおなじみのヴィクトリアズシークレット。日本では羽田空港国際線と関西空港国際線エリアに店舗があります。
セクシー系は「Victorias」、そしてカジュアル系に「PINK」ブランド。PINKは若者向けとして位置づけられていますが、コットン素材の下着など肌にやさしい下着もあるので、コットン系下着が好きな人にはおすすめです。
下着だけでなく、パジャマや部屋着、ボディクリームや香水の品揃えもあります。また、スポーツ系のヨガパンツやフード付きパーカーもあります。
セクシー・キュート・エンジェル系など、下着のバリエーションが豊富。下着のサイズは、比較的小柄な人でもフィットするかと思います。お店に入ると、定員さんがバストサイズを測って適切なサイズを探してくれます。
ギャップ Gap
日本でもおなじみのギャップ。日本でも安いので、アメリカで買うメリットはあまりないかもしれませんが、一応アメリカブランドなので紹介。日本の平均身長より背の低い私には、残念ながら合うサイズがありません。XSでも大きいです。
フォーエバー21 Forever21
2009年日本にも進出したカジュアルブランド。サイズは小さいサイズもあり、日本人にフィットするかも。ただ低価格帯とだけあって、生地が薄く、シワになりやすいものが多いです。ただ価格の安さはピカイチ。私は留学中に、お世話になりました。
セールになるとさらに安くなって、10ドル以下になるものもあります。いったい原価はいくらなんだ。。。と気になりますが、セール時期はいつも店舗が混んでいます。TPOに合わせて取り入れるといいかもしれませんね。
気になるブランド編
ここからはラグジュアリーともカジュアルにもふり分けたくない、なんだかちょっぴりスパイスがきいたブランド。
リーバイス Levi’s
写真出典元:https://en.wikipedia.org/wiki/Levi_Strauss_%26_Co.
1853年、サンフランシスコ発のデニムブランド。「Levi’s」の愛称で知られていますが、会社名はLevi Strauss & Co.。デニムの老舗であり王道。サンフランシスコに行く機会があれば、一度本社に行ってみたい。
L.L.ビーン L.L.Bean
日本では、かなり老舗なイメージのアウトドア向けウェア。1990年代、日本で一世を風靡してたかのように思います。今はどうでしょうか?
しかし、アメリカでL.L.Beanの店舗を見たことがありません。不思議に思ったので調べてみたところ、東海岸にはかなり店舗がある様子。日本ではかなり有名だったので、アメリカでは逆に見かけないことにびっくりしました。
セブンフォーオールマンカインド 7 for All Mankind
写真出典元:https://poshmark.com/listing/7-for-all-mankind
若干セレブなデニムブランド。ジーンズとカジュアルウェアを取りそろえています。アウトレットでも見かけます。
私もジーンズを一着持っています。私はジーンズにあまり詳しくありませんが、洗濯機で洗いまくっても、いい感じに色落ちしています。ジーンズに合う、おしゃれかつカジュアルなトップスも置いています。
アンソロポロジーAnthropologie
写真出典元:https://www.anthropologie.com
女性向けのファションブランド。1992年にフィラデルフィアで始まりました。
おしゃれものからカジュアルなものまで。リネンなどのホーム製品も取りそろえています。セレクトショップのような感じで、お値段は若干高めですが、日本人にも人気のデザインだと思います。現在世界に約200もの店舗があります。私はこのお店の雰囲気が好きだし、買いたいと思う服もあるのですが、背の低い私には、残念ながらフィットするサイズがあまりありません。
アーバンアウトフィッターズ Urban Outfitters
写真出典元:https://la.racked.com
こちらも、おしゃれからカジュアルなものまでそろった、セレクトショップ。アンソロポロジーの親会社でありURBANというブランドに属してます。
全体的にこちらの方がお値段低め。スポーツものや靴や小物など、「これいいな」ってところを結構ついてます。まわりの人と同じものを持ちたくない人にもいいかも。サイズは、背が低い人にもフィットするものが比較的多くあります。
バナナリパブリック Banana Republic
バナリパの愛称で呼ばれるバナナリパブリック。Gapの子会社であり、日本にも2004年に店舗オープン。通勤にもおすすめのブランド。Gapと全然系統が違うので、同じ会社と知った時にはびっくりでした。
こちらは小さいサイズ(Pettie)を展開しているためサイズ幅が広く、私は好きです。
ジェイクルー J. Crew
日本から撤退したジェイクルー。バナナリパブリックと系統が似ています。アメリカではまだ頑張って生き残ってます。小さいサイズも展開してるので、小柄な人にもOK。アウトレットでも見かけることができます。
ジューシークチュール Juicy Couture
写真出典元:http://www.juicycouture.com
LAベースのファッションブランド。
かつてはハリウッドセレブたちからも愛されたブランドですが、日本からは撤退、アメリカでも店舗閉店。アメリカのオンラインショップはまだ継続されているようですが、経営がさまよってる様子。キュートで日本人好みのデザインがありますが、かわいいデザインの割にはお値段かなり高めで、私は手が出ませんでした。そんなのも経営不振の理由の一つでしょうか!? ベロアのフーディとパンツがかわいいです。
ベッツィージョンソン Betsey Johnson
写真出典元:http://www.eonline.com/news/662383/betsey-johnson-s-2015-cfda-fashion-awards-photo-diary-go-behind-the-scenes
ちょっぴりドール系の雰囲気が漂っていますが、セクシーなドレスからロリポップ風のファッションも展開。アクセサリーやキーホルダー、ポーチがかわいいです。アニマル・ハート・リボン柄などカラフルでポップポップな感じです。
まとめ
アメリカのファッションで気になるのはサイズですが、平均身長くらいの女性であれば、少し小さ目のサイズでフィットするものが多く、問題なくいけると思います。
小柄な女性はサイズが限られてきますが、Nordstromなどのデパート系に行くと、小さいサイズ(Pettie)コーナーを展開しているところもあるので、機会がある人はぜひチェックしてみてくださいね。ただジーンズは、かなり細めのサイズもあるので小柄な女性でも大丈夫だと思います。ただし、足の丈はかなりカットすることもありますが、気にせず買い物しちゃいましょう。
アメリカは年中セールしているような気がします。買い物をすると気分もウキウキしますよね。ほかにはない、あなただけのスタイルが見つかるといいですね! Enjoy shopping❤