Amazonロッカーとは

アマゾンロッカーとは、米国のAmazon.comが提供する、「荷物うけとり」のためのロッカー。米国Amazonで購入したものを、自宅に届けてもらうのではなく、セブンイレブンやスーパーに設置されている、アマゾンロッカーに配達してもらいます。

いつも家にいる人なら、わざわざこんなことをする必要はありませんが、仕事で朝から晩まで家を出ている人や、ロッカーが職場の近くにある人にとっては、かなり使える便利なシステムだと思います。

私の場合、配達の頻度が多い平日は仕事なので、自宅にいないことがほとんど。また、うっかり配送業者に外に置かれていたりされたら、速攻で盗まれます。実際、過去に2回ほど荷物がなくなったことがありました。アメリカ都市部では、同じようなことが起こってるようです。

盗難防止のためにも、かなり使えるアマゾンロッカー。Amazonで購入したときには、このアマゾンロッカーをかなり活用してます。

Amazonロッカーの使い方

最初に、日本では2019年1月時点ではまだアマゾンロッカーが導入されていません。今回は、米国のAmazon.comで購入し、アメリカの住所に届けてもらう場合の話です。

米国Amazonで購入後、配達先の住所入力のところで「Amazon locker」のアドレスを選択します。地図やzip code(郵便番号)から、自分の家や職場から近いアマゾンロッカーを探すことができます。また、アマゾンロッカーの住所を登録しておくことができます。次に注文するときにまた検索するという必要がなく、便利です。

アマゾンロッカー
アマゾンロッカー

注文してからロッカーへの配達が完了するとemailに、「ピックアップコードとバーコード」がとどきます。

amazon code

写真したの、赤いランプのところにバーコードをかざします。または、タッチパネルでemailにとどいたコードを入力

アマゾンロッカー

入力すると、自分の荷物の入っているロッカーが自動的に開きます。

アマゾンロッカー

Amazonロッカーの良い点

かなり有効活用してる私が選んだ良い点はこちらです。

  • プライムメンバーじゃなくても使える
  • 追加料金がかからない
  • 配達されたら、すぐにメールが入って分かりやすい
  • 紛失や盗難の心配をしなくていい

ロッカーを使えば、盗難や紛失の心配がないので安心です。追加料金がかからないのも、とても魅力的です。

また注文のときに「ロッカーの下のほうにとどける」と指定することができます。ロッカーの一番上に配達されたらとどきません。低いところ指定、かなり使えます

Amazonロッカーの不便な点

アマゾンロッカーを使ってみて不便な点もありました。たとえば、

  • ロッカーがいっぱいで、使えないことがある
  • すべての商品がアマゾンロッカーに対応しているわけではない
  • 大きなもの・重いもの・高価なものはロッカーに配送してくれない
  • Standard Free shippingだと配送できないところもある(プライムメンバーになる必要があり)

ロッカーがすでにいっぱいで、うまくチェックアウトまで進めないことが、かなりの頻度であります。

家や職場近くのロッカーをいくつか登録しておきながら、第一希望の配達先がいっぱいだったら、ほかのところはあいてないかなとチェックしながら、配達先を選んでいます。

また発送は、「Fulfilled by Amazon(アマゾンが発送)」の商品だけのようです。かなり多くの商品が、配達OKとして該当しますが、発送できない商品もあります。

プライムメンバーに登録すると、かなりスムーズにチェックアウトできるので、やはりメンバー特典があるようですね。

よく使う人なら、プライムメンバーのほうがいろいろなサービスが利用できて便利です。

アマゾンロッカーの今後に期待

いくらか制限はありますが、そのうちロッカーで配達できるものが、もっと増えてくるんじゃないかと勝手に思っています。使う人の需要が多ければ多いほど、やはりそれに対応してくるもんですよね。

また、アマゾンが2017年にオーガニック系スーパーであるホールフーズを買収したことにともない、ホールフーズの店内にも、アマゾンロッカーが設置されました。ホールフーズが近くにある人にとっては、使えそうですね!ロッカーが増えると、やはり便利になります。

逆に、いままでホールフーズにいかなかった人でも、アマゾンロッカー利用者であれば、荷物のピックアップついでに、ホールフーズで買いものをしてしまうかもしれませんね。これもアマゾンの一つの「戦略」だと思いますが、みならいたい相乗効果です。

日本でアマゾンロッカーは流行るか?

日本にアマゾンロッカーはまだありませんが、都心部ではあれば利用者がいるかな、と個人的に思います。

日本のアマゾン(Amazon.co.jp)は、オーダーをすれば、すぐに発送し配達してくれるところがほとんどだし、配達業者さんは不在のときでも電話一本いれるとすぐに再配達してくれるということもあり、わざわざロッカーに配達してもらう必要がないのかなとも思います。

本当に、とても優秀な「配送システム」が日本には確立されているなと、つねづね思います。盗難の心配もあまりないですよね。ただ、一人暮らしで仕事がいそがしく、家にいない時間が多い人は、再配達を頼むよりも駅構内やコンビニのロッカーがあったりすると、便利かもしれません。ただこれもまた、コンビニで発送や受け取りができるというサービスがすでにあるので、アマゾンの商品しか使えないアマゾンロッカーをわざわざ設置する必要があるのか、とも思えます。

アメリカほど、必要性にせまられていないのかもしれません。

まとめ

アマゾンロッカー、アメリカ在住者であれば使ってみるのは便利だと思います。

アマゾンはアメリカのホールフーズも買収して、「店舗とハブ(Hub)」ができたわけですよね。生鮮の配送も、今までまで以上に力を入れてくるだろうし、これからどんな方向に向かっていくんでしょうか?

最初は本だけだったアマゾン。まだまだ目のはなせない会社です❤