今回はニューヨークの語学学校をいくつか紹介していきます。かなりたくさんの学校があるの、人気のある学校をいくつかピックアップしていきます!
(✱順不同・コースおよび授業料は2019年1月時点の情報です。)
NYの語学学校をピックアップ
Global ESL Academy
学校のホームページはこちら(一部日本語での情報もあり)
2009年設立。ニューヨークのクイーンズFlushingに位置します。この地区はさまざまな人種、そして多国籍でユニークなレストランも多くある、とっても興味深いエリアです。タイムズスクエアから、電車で約45分のところに位置しています。
特徴
学校の規模は小さめで、クラスも少人数制。その利点を活かし、ひとりひとりのレベルを大切にしています。講師陣はみな英語教育のエキスパートともいうべく、 TESOL (Teaching English to Speakers of Other Language)の学位を持っています。なんだかしっかり学べそう!
おもなコースの紹介
集中コース
Intensive Academic Program (8週間の集中コース)
英語の読み書き、文法や口語をバランスよく学びます。
一つのセッションは8週間。クラスは朝・午後・夕方から選択可能(各3時間)。
コースはフルタイムかパートタイムから選択:
- 週18時間のフルタイム
- 週7.5時間あるいは10.5時間のパートタイム
料金(一つのセッションである8週間の料金):
- 週18時間のフルタイム 1350ドル
- 週10.5時間のパートタイム 790ドル
- 週7.5時間のパートタイム 560ドル
(✱コースおよび授業料は2019年1月時点の情報です。)
セッション制を取っているため、最低でも8週間はクラスを取る必要があります。開始日は年6回。開始日が指定されてるので、その日に合わせて渡航する形になります。時間は朝・昼・夕方の3つの枠から選ぶことができ、フレキシブルです。
追加コース
週3時間以下の「ミニコース」と呼ばれる短時間のクラスを、集中コースに追加で取ることができます。苦手部分の克服をしたい人は、追加してみるのもいいかも。週3時間です。
- 発音矯正コース(High-beginnerレベル以上)
- TOEFL iBTプログラム (High-intermediateレベル以上)
ひとりひとりの発音の癖を矯正していきます。
苦手な分野(聞き取り・書き・時間配分など)を初めに選択して、その部分を強化していきます。
夏休みに開講される集中コース(7月)
4週間の集中コースが 7月に開講されます。
料金1020ドル
週18時間と週8時間アクティビティ(郊外学習)が含まれます。
週18時間なので学生ビザの申請が必要。
夏休みに開講されるミニ集中コース(8月)
3週間のミニ集中コースが8月に開講されます。7月コースと違うのは、週15時間という点です。学生ビザの申請なしでの参加が可能です。
料金:525ドル(3週間)
ツアー(オプション):240ドル
NYの観光ツアーを、オプションでつけることができます。
ほそく
学校への申請条件は16歳以上。
滞在場所が決まっていない場合、学校側で情報を提供してくれます。
学校の年間スケジュール詳細はこちら(英語)
レビュー
Google レビュー(英語)によると、「講師陣のレベルが高い」「アクティビティが多くて面白い」「講師と生徒の比率がいい」「英語をしっかり学びたい人におすすすめ」こんな感じのレビューがありました。
まとめ
クラスとツアーがセットの7月に開催される4週間集中コースは面白そう! 学生であれば、スケジュールを合わせて参加できそうですね。
クラスの開始日が決まっているので、そこに合わせて渡航する形になります。開始日がほかの留学生と一緒なので、集中して英語を学べ、クラスメイトとも一体感がでて仲良くなりやすいかなと思います。
ホームページにはビザの情報もちゃんと記載されていて、誠実でしっかりした学校という印象を受けます。
New York Language Center (NYLC)
学校のホームページはこちら(若干不自然な日本語サイトあり)
創立から30年以上も経つ、歴史のある学校。フレンドリーで質の高いコースを提供しています。学校はミッドタウン・アッバーウェストサイド・ブロンクス・ジャクソンハイツと、NYだけでも4つの校舎があります。
特徴
英語を学びたい人のために「より開けた道を」ということで、良心的な料金体系を組んでいます。授業料が比較的安めということですね。アクティビティ(郊外学習)にも力を入れています。
クラスは基本的に、月曜から金曜の朝8時から夜10時の中から選択でき、フレキシブルな受講が可能です。クラスの規模は中~大きめといった感じです。
おもなコースの紹介
授業料は校舎によって異なります。
料金形態(高→低いから)
ミッドタウン→アッパーウエストサイド→ジャクソンハイツ
マンハッタンにある校舎でのクラスは、授業料が比較的高くなっています。
1週間からの短期の受講も可能。ただ長期でクラスを取ると長期割引があり、お得感があります。
(✱コースおよび授業料は2019年1月時点の情報です。)
英語集中プログラム
1セッションは8週間
月曜から金曜までの週20時間のコース
事前に学生ビザの申請が必要です。
クラスは1セッションを8週間として、進みます。
「読み・書き・聞き取り」をバランスよく含み、それに加えTOEFLやビジネス英語を学ぶことができます。新聞やビデオを使った本場の英語にふれる機会を、工夫して作っているようです。
開催校:ミッドタウン・アッパーウエストサイド・ジャクソンハイツ
授業料は8週間で
1688ドル:ミッドタウン
1520ドル:アッパーウエストサイド
1320ドル:ジャクソンハイツ
セミ集中プログラム
1セッションは8週間
月曜から木曜までの週16時間のコース
週20時間の集中コースと同じように、バランスよく学ぶことができるコースです。
開催校:ミッドタウン・アッパーウエストサイド・ジャクソンハイツ
授業料は8週間で
1296ドル:ミッドタウン
1032ドル:アッパーウエストサイド
792ドル:ジャクソンハイツ
学生ビザを申請しない、90日以内の短期滞在の場合におすすめのコースです。
ESLパートタイムクラス
週12時間と比較的少なめのクラス。時間数は少ないもののバランスよく学ぶためのクラスです。
開催校:アッパーウエストサイド・ジャクソンハイツ・ブロンクス
アッパーウエストサイドは月曜から木曜までの週12時間。
ブロンクスは月曜から金曜までの週10時間
Every day 英語クラス
月曜から木曜まで週8時間のクラス
NYに移住してきた人向けのクラスのため、普段生活で使える日常会話を主にしたクラスですが、短期留学でも受講できるようです。週8時間のミニミニクラスなので、お試し感覚で受けてみたい人には、いいかもしれません。
開催校:アッパーウエストサイド・ジャクソンハイツ・ブロンクス
週末英語クラス
週末に4時間行われるクラス。
レベルは4段階あり、フレンドリーな英会話を楽しもうといった感じです。
開催校:ブロンクス
集中コース以外のプログラムは、「留学生向け」というよりは「移住してきた人向け」に日常英会話を練習するためのクラス、といった印象があります。
レビュー
ホームページから生徒さんの感想をみてみると、「価格面でも授業の質の面でもおすすめ」「スタッフはフレンドリーで問題があったとき手伝ってくれた」「集中コースでコミュニケーション力がかなり上達したと思う」こんな感じのレビューがありました。
まとめ
集中コースかセミ集中コースを取るのがベスト。2つのコースの違いは、週あたりの時間数、つまり学生ビザが必要かどうかです。学校のホームページには、かなり細かい情報と学生の写真もあり、雰囲気をつかむために参考になるので、興味のある人はぜひチェック!
学校のモットー(Philosophy)が素敵です。「英語を学びたい人がより多くアクセスできるように良心的な授業料を…」というところ。NYといった大都市にも関わらず、良心的な授業料を提供していると思います。
New York English Academy
学校のホームページはこちら
マンハッタンの南、ロウアーマンハッタン(Lower Manhattan)、ウォール街から歩いて2分の素晴らしい場所にあります。クラスは少人数制で8-9人に抑えています。
特徴
クラスだけでなく、アクティビティ(郊外学習)に力を入れているので、ほぼ毎日なんらかのイベントが計画されています。あるときは野球観戦へ、またあるときはビーチや公園でピクニック、美術館めぐりやジャズフェスティバルを見に行くといった、楽しいプランが目白押しです。
「クラス以外でも英語をどんどん使う」というのが、モットーの一つ。外に出歩きたい人にはおすすめです。たくさんの友達ができる良いチャンス。
ホームステイの滞在を希望する場合は、学校側に問い合わせすることで手配が可能です。
おもなコースの紹介
Standard English Program
- フルタイム 週22時間 1040ドル
- フルタイム 週18時間 860ドル
- パートタイム 週14時間 680ドル
(授業料は4週間の場合)
オプションとして、フルタイムまたはパートタイムのクラスに、ビジネス英語・会話と発音の集中クラスを追加することもできます。
フルタイムは学生ビザの取得が必要ですが、パートタイムクラス受講の場合は学生ビザの取得は必要ありません。
授業は、月曜から木曜の朝10時から午後1時半まで、金曜は午後2時まで(フルタイムのみ)の授業があります。
いずれもクラスは16歳以上で1週間の受講から可能。
初級から上級まで5つのレベルがあり、クラスのサイズは最大12人に抑えています。
TOEFL iBTプログラム
TOEFL iBTを受ける人のための準備コース。
4週間または8週間のコースがあり、週16時間と18時間のどちらかで選択が可能です。
クラスの最初にPre-testが行われ、弱点となる分野はどこか把握し、そこを克服できるように授業が進められていきます。テスト形式の授業をたくさん用意しているので、目標とする点数に向かって、集中して学習することができそうです。
授業料
週18時間
4週間1000ドル
週16時間
4週間 900ドル
Standard English Programを取る人は、次の3つのコースを追加することもできます。
- ビジネス英語
- 会話&発音集中コース
- スラング&イディオム集中コース
追加クラス
- ビジネス英語
- 会話&発音集中コース
- スラング&イディオム集中コース
週30時間(月曜から金曜まで4週間)、あるいは週15時間(月曜から金曜まで8週
から選択
授業料:2160ドル
ビジネス英会話やメールの書き方、会議でのプレゼンテーションのための練習が含まれ、かなり実用的な内容になっています。クラスの開始日が決まっているので、詳細はホームページでチェック。
週4時間(週2回)月曜と水曜の午後
料金(12週間の場合):720ドル
会話と発音にフォーカスしたクラス。ビジネスの場面で英語を自然に話せるよう、練習していきます。
週4時間(週2回)火曜と木曜の午後
料金 (12週間の場合):720ドル
生活のシチュエーションに合わせて、くだけた英語(スラング)とイディオムを学べます。日常生活に役立つかも。
(✱コースおよび授業料は2019年1月時点の情報です。)
レビュー
ホームページのレビューによると、「スピーキングに自信がついた」「クラスが自由にとれるのがよかった」「はじめは英語が全然話せなかったけど、3か月で英語がかなり上達した」こんな感じのレビューがありました。
まとめ
追加で取れる3つのコースは、学校側で1年以上かけて試行錯誤しながら作ったプログラムとのこと。すごいですね!プログラムの内容が実践的で、面白く学べそうです
LSI (Languarge Study International) New York
学校のホームページはこちら
この学校はNYだけでなく、アメリカ国内のほかの州、カナダ、ニュージーランド、オーストリアにも学校を持っている、かなり規模の大きな学校です。
特徴
こちらもNYのロウアーマンハッタン(Lower Manhattan)、ウォール街の近くに位置し、ニューヨークグランドセントラル駅と同じ建築家により設計された由緒ある建物の中に学校があります。
LSIの設立は1965年(NY校の設立は2001年)、50年以上のノウハウがつまっています。クラスの最大人数を15人に抑えていて、コースも多彩です。
コースの紹介
ジェネラルコース General Course
ジェネラルコースは文法・ボキャブラリー・発音・会話・聞き取り・読み・書きをバランスよく学ぶクラスです。1レッスンは50分。クラスはGeneral 20・intensive 24&25・intensive 30の3つのクラスがあります。
- General 20 (週20レッスン・週17時間弱のクラス)395ドル/週
- Intensive 24&25(週24あるいは25レッスン・週21時間弱のクラス)452ドル/週
- Intensive 30 (週30レッスン・週25時間のクラス)500ドル/週
- Afternoon 10 (週10レッスン・週8時間強のクラス)210ドル/週
週30時間は、かなり集中したコースになると思います。短期間で英語を集中して学びたい人には、おすすめのクラス。
英語をスムーズに話せるよう、ボキャブラリーと文法を中心に学ぶクラス。映画や政治、イベントやインターネットからの記事についても話し合います。
ビジネス&プレミアムクラス
仕事をしていて時間が取れない人、また出張に備えてすぐに英語力を向上させたい人など、期間限定で集中して速く学びたい人向けのプレミアムクラスがあります。集中型のため授業料もそれなりに高くなりますが、週あたりの時間数を最大40時間まで取ることができます。この超短期集中コースは珍しいのではないでしょうか。みっちり打ち込めて、面白いかも!
- マンツーマンのクラス(週5/10/20/30/40 個人レッスン)
- マンツーマン9日間集中クラス
- ミニグループクラス(週20/30レッスン)
- マンツーマン&ミニグループクラス
- ビジネス英語
料金(1週間あたり):
週5回レッスン 440ドル
週10回レッスン 880ドル
週20回レッスン 1760ドル
週30回レッスン 2640ドル
週40回レッスン 3520ドル
初級から上級レベルまで、全てのレベルの人が対象。
毎週月曜日がスタート日です。
9日間で合計82レッスンまたは92レッスンを受ける、超集中クラスです。毎週土曜日にスタート。休みなく9日間通しで行われます。
このプログラムは仕事をしている人でも頑張れば受講できそうですね!
クラスは最大5人までと、かなり少人数制に抑えています。ビジネス英語がメインです。交渉・プレゼンテーション・国際会議のスキルも学んでいきます。実践編のため、レベルは中級から上級向け。
個人レッスンとミニグループを合わせたクラスです。
40ミニグループ+5レッスン マンツーマン 週合計45レッスン
30ミニグループ+10レッスン マンツーマン 週合計40レッスン
20ミニグループ+20レッスン マンツーマン 週合計40レッスン
2週間40ミニグループ+1週間40レッスン マンツーマン
中級から上級向け。
ビジネスメールやプレゼンテーションの練習、ビジネスの場を予測したロールプレイも練習していきます。ビジネスで使うボキャブラリーや交渉、面接や電話の仕方なども学びます。かなり本格的、といった印象。
テスト準備用のクラス
- TOEFLあるいはTOEIC準備用クラス (週30レッスン)
- GMAT準備用クラス
- SAT準備用のクラス
文法や英語学の勉強を20レッスン+テスト配分や形式を10レッスン組み合わせたクラス。受講レベルは中級から上級レベル。初級レベルの人は、まずジェネラルクラスを取り、土台を築いていきます。
博士号やMBA入学用に用いられるテスト、GMATの準備クラス。経験豊富な講師によって授業が行われます。最低でも3週間の受講が必要です。
米国の大学や短期大学の入学の際に用いられる試験。こちらもGMATと同じように最低3週間の受講が必要です。
(✱コースおよび授業料は2019年1月時点の情報です。)
レビュー
Googleレビューによると、「英語の上達以外にも学ぶことがたくさんあり、ためになった」「先生たちがすばらしかった」「スタッフはフレンドリーで分からないことがあっても、助けてくれた。また機会があったら戻ってきたい」こんな感じのレビューがありました。
まとめ
かなり時間数の多いクラスもあるので、短期で英語を上達させたい人にはいいと思います。ビジネス英語のクラスは、実際のビジネスの場面を想定した練習があって面白そう! またテスト向けのプログラムも豊富です。
ただグローバルすぎるためか、米国の学生ビザの情報(I-20)や料金が、ホームページから見つけることができませんでした。週18時間以上のクラスを受講する際には、学校と学生ビザの確認を忘れずにしていきましょう。
NY語学学校のほそく
語学学校は授業料以外にも、いろいろな料金がかかります。学校によって金額はことなりますが、例えば、
- 入学時のレベル分け分けテスト Placement test 60ドルくらい
- 登録料(入学時にかかる費用)Registration Fee 20ドルくらい
- 学生ビザ申請費用 Application Fee for F1 150ドルくらい
- 学生ビザのための国際メール便費用 Express Mail fee 150ドルくらい
授業料以外にも、こんな感じの費用が別途かかってきます。またほとんどの語学学校で滞在先を一緒に手配してくれたり、紹介してくれます。滞在先が決まってない人は、一度問い合わせてみるのも良しです。
✱また各コースの内容と授業料は2019年1月時点の情報です。詳しくは各学校のホームページでご確認お願いします。授業料は英語で「tuition」です。
ニューヨーク語学学校のまとめ
今回4つの学校を紹介してきました。
興味のある学校があったら、学校のホームページもぜひチェックしてみてください。学校のようすを写真でアップしているところもあり、雰囲気をつかむことができると思います。
大都市NYに留学、そこに短期間でも住めるなんて、とってもワクワクしますね! ファッションや文化でも、まだまだ世界の注目を集めているNY。きっと思い出深い留学となると思います。 長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました❤