日本のパスポートの記事でも述べたように、日本のパスポートは世界の中でも信頼のあるパスポートの一つです。パスポートさえあれば、ビザの申請をすることなく渡航できる国が、多いんですね。
このように私たちはめぐまれていることもあり、ビザに関してあまり馴染みがない人も多いと思います。911のテロ以降、旅行であっても電子ビザの申請が渡航前に必要な国が少しずつ増えてきました。
留学を考えている人は、ビザについての豆知識を持っているとプラスになります。ビザは入国の時だけでなく、その国に滞在している間、常に有効なビザを保持している必要があります。「ビザのステータス」を保つことが、とっても重要になってきます。
ビザについて詳しくみていこう
ビザってなに?
ビザ(visa)は査証とも呼ばれます。
査証の主目的は、入国しようとする外国人が入国するにふさわしいかを事前判断する身元審査である
引用元:ウィキペディア
と言わるように、パスポート(旅券)に加え、「そのパスポートが有効でありその人物が入国するに値する人物である」といったことを、事前に(渡航前に)証明するものです。
「わたしは間違いなく日本の国民で犯罪歴も犯罪意図もありません。あなたの国に行っても問題ない人物なので入国させてください~」という証明書みたいなものです。
ビザの申請が必要にも関わらず、うっかり申請せずに渡航しようとした場合、渡航先の入国どうこうというより、まず日本の空港から出国ができません。
空港でのチェックイン時に、パスポートとともにビザのチェックが行われます(ビザが必要とされる国に渡航する場合)。ビザがないと航空会社は飛行機に搭乗させてくれません。
ビザが必要な国に渡航するのであれば、ビザを取ってからやり直しということになります。
空港まで行ったのに、ビザがなかったためにチケットも予定もキャンセルとなると、せっかくの旅行も台無しになってしまいますよね。
- ビザは旅の前に取得しておくべきとっても大切なもの
- 時間に余裕をもって事前に準備してから旅立ちましょう
ビザが新たに導入される場合もあるので注意
また、過去に渡航したときはビザが必要なかったのに、今年から新しくビザが必要になったりと、国の法律が変わることもあります。
特に近年、世界的にテロの脅威とともに移民を制限をするといった風潮があるため、政権が変わったときに入国の条件が変更になる場合があります。渡航の予定を立てる際に、事前に必要とされるビザはないか、必ずチェックしておくことをおすすめします。
現にわたしも1998年にカナダに行った時はビザフリーでしたが、現在は(2016年より)、日本人にはeTAと呼ばれる電子渡航証明書の申請が必要になりました。
こちらはインターネットでできる簡易ビザなので申請はすぐに終わりますが、出発時に初めて知ってパニックになる、ということがないように、どこに行くにしても、事前にビザ有無のチェックが必要だな、とあらためて思いました。
ビザの申請って難しいの?
ビザの種類によります。
電子ビザは、渡航者の情報やパスポート情報がメインで、入力項目も多くはありません。自己証明、渡航目的、そして犯罪歴と渡航先での違法行為が過去にないか(不法滞在)の確認など。問題がなければ、ビザはオンラインですぐに発行されます。
ビザが無事許可されても、渡航先の空港の入国審査で拒否される場合も稀にあるそうです。
観光ビザなのに働こうと思っているなど、渡航目的が間違っていたりすると、取得したビザのカテゴリーとそぐわない意志があると判断され、却下されることがあります。
入国審査はその国の玄関口ですから、違法での移民がないようにしっかり目を光らせています。
とまぁ若干ネガティブなことも書いてしまいましたが、犯罪も犯してない一般の日本人で、ちゃんとビザ申請を済ませていれば問題はありません。
学生ビザとなると、ビザ取得への準備項目が増えてきます。提出する書類を取り寄せたり、申請書をタイプミスのないよう作成したり、大使館面接の準備をしたりと時間がかかり、ビザ申請へのハードルが上がってきます。それでも正しい準備と手順で申請することで、ビザは無事に発行されてきます。
ビザはどこで発行されるの?
電子ビザと呼ばれるもの(主に短期の観光やビジネス)は、通常オンラインでの申請が可能です。ただ各国によって異なりますので確認が必要です。
その他のビザの審査・発行業務は在外公館(大使館)で行われます。
ビザの準備のための請負をしている会社(ビザ申請代行会社)が多くありますが、代行会社に頼む場合は、信頼のおけるところかどうか、しっかり選んでいきましょう。
また、渡航先の空港で到着した後に申請するビザがあります。
こちらも短期の滞在の場合に限った簡易ビザになります。
このタイプのビザは私は経験がありませんが、渡航先の空港に到着したら、入国審査カウンターでビザ用印紙を購入しパスポートに貼る、という簡易ビザのようです。
国や滞在期間や目的によって規則が異なるので、これも渡航が決まったら、必ずチェックしておくべきと思います。渡航先によって、渡航前に大使館経由でビザの申請をしておいた方が、都合がいい場合もあるようです。
アメリカのビザの種類
アメリカを渡航する際に必要なビザはどんな種類があるのか、リストアップしていきます。(注:この記事公開時 9/24/2017 時点の情報です)
- ビザ免除プログラム
ESTA(エスタ)
ビザ免除プログラム。正確にはビザではありませんが、短期の渡米には最も一般的で、最低限必要な申請となります。
90日以内の観光や短期ビジネス用 。あるいは第三国へ渡航する際の米国で乗り継ぎがある時にも、申請が必要。 - 非移民ビザと呼ばれるもの
- 商用/観光ビザ
- 学生ビザ
- 就労ビザ
留学生が申請するビザ
米国で働く時に必要なビザ
非移民ビザはこれ外に報道関係者用・宗教活動家ビザなど特殊なビザが他にもあります。
- 移民ビザと呼ばれるもの
- 家族に基づくもの
- 雇用に基づくもの
- 婚約者ビザ
- グリーンカード抽選プログラム
- 帰国居住者ビザ
- 米国永住者
移民ビザは結婚や雇用を通して取得する、永住権(グリーンカード)です。
ビザの種類がかなりありますが、留学するときに関係するビザは、「2.非移民ビザ 学生ビザ」となります。
まとめ
今回はビザについての概要をまとめました。
短期の観光目的であれば、ビザなしあるいは簡易ビザで済むことが多い。長期の場合は、もっと複雑なビザ申請が必要の場合があるので、時間に余裕をもって準備を進めることが大切ですね!