語学学校の一週間ってどんな感じ!?

語学学校に行くと決めたら、実際どんな風に過ぎていくのか?気になりますよね。今回はそんなあなたのために、一週間の流れを紹介していきます。

学校によって若干の差はありますが、どの語学学校も流れは似ているので、どんな感じの一週間になるのか想像力をフルに働かせてもらえたらと思います!

それでは学校の始まりである月曜日から、順を追ってみてみましょう。

学校初日・1日目(月曜日)

まず家から学校に行くのもドキドキです。
電車やバスを使うとなると、チケットの買い方や乗り方もひと苦労。少し早めに家を出ましょう。

電車チケット発券所

新入生の開始日は月曜日です。フルタイムであれば、ほとんどの学校は月曜日をスタート日に設定していて、初日はオリエンテーションとレベル分けテストが行われます。

申請書類の確認

まず学校にいくと、申請書類や滞在中のステータス確認が行われます。

  • 本人確認
  • 滞在中のステータスの確認(学生ビザ or 観光ビザ)
  • コースの確認
  • 授業料の確認

確認のために必要なパスポートやI-20(学生ビザを申請した人に発行される書類)を持っていきます。入学申し込みときに、「初日はこの書類を持ってきてください」という案内があるので、その案内にしたがいましょう。

コースや受講期間の確認を、学校側と一緒にチェックします。申請時の領収書があれば、これも念のため一緒に持っていきましょう。

レベル分けテスト(Placement Test)

クラスのレベル分けテストは「Placement test」とも呼ばれ、自分が今どのレベルにいるのか把握するためのテストです。
このテスト結果によって、どこのレベルからスタートするかが決まります。レベルはビギナー(初級)からアドバンス(上級)まで。学校によって、もっと細かくレベル分けをしているところもあります。

  • Beginner(初級)
  • Intermediate(中級)
  • Advanced(上級)

主なクラスは上の3クラスですが、3つのみという訳ではありません。学校によって異なります。
テストはすべて英語ですが、日本のテストのようでもあり、なんとなく見慣れたテスト形式です。30分ほどで終わると思います。


テストといっても不合格になるわけではないので、事前に勉強したりする必要はありません。緊張せずに、ゆったりとした気持ちで受けましょう! あなたの現時点での英語レベルをチェックするだけです。

オリエンテーション

テストのあとはさっそく授業開始、となる学校もあれば、新しい生徒だけのオリエンテーションが開催される場合もあります。

学校内の紹介やルール・授業内容・郊外学習などについて、説明してくれます。また放課後の過ごし方や、街の様子なども説明してくれるかも。

もしあなたの通う学校にオリエンテーションがなかったとしても大丈夫。スタッフの人はフレンドリーなので、学校のことだけではなく、訪れたほうがいい場所や生活のことなど、わからないことがあったら聞いてみましょう!

最初は新しい場所で緊張もするし、1日目が終わったあとはとても疲れるかもしれません。時差もあるため睡眠時間もままならない一方で、ワクワクした気持ちで満たされてるかもしれません!

学校のあとは、自分のための自由時間。
なにもかもが新しくて、長いようで短い充実した1日になってるはずです。

2日目(火曜日)

esl class

さぁ今日から本格的に授業が始まります。

席は決まっていません。学校についたらコーヒーでも買って、リラックスして席につきましょう。

まずは出席から始まり、授業に入ります。

新入生の始まりは月曜日ですが、他のクラスメイトはみな入学時期が違います。例えば同じビギナーレベルでも、今日から始まった人と、2週間前に始めた人とが混じってるんですね。

長くいる人に、わからないことは聞いてしまうのもいいですよね。
だれでも新しい友達ができるのは嬉しいものです。いろいろ聞いて友達になってしまいましょう。

授業内容

通常の英語コースの授業は、だいたいこれらの内容を混ぜながら行われていきます。

  • Speaking(会話)
  • Listening(リスニング)
  • Writing(書き)
  • Reading(読み)

この中に、発音やボキャブラリー、文法や会話のスキルなどをミックスした、バランスのよい授業を進めていてくれると思います。

テキストを準備する学校がほとんどですが、新聞のニュース記事を読んだりコラムを読んだり、バラエティに富んだ授業を展開してくれるはずです。

授業は朝から開始の人であれば、午後1時半〜2時ごろには終わります。
そして宿題がでるときもあります(社会人の人は懐かしいですね)。

クラスの後は自由

語学学校に通うと、基本的に午後も自由に使える時間があるので、いろいろな活動をする余裕ができます。クラスメイトとお茶をしたり、観光に行ったりする時間もあるので、最初のうちは誘いがあったらなるべく断らずいってみましょう。楽しい体験ができるかもしれませんよ。

2日目はこんな感じで、またあっという間に過ぎていきます。

3日目〜5日目(水曜から金曜日)

そのあとも2日目の流れと同じように進んでいきます。

学校や先生によっては、日によって会話に力を入れたり、リスニングに力を入れたりと工夫を凝らしてきます。月曜から木曜は授業に集中し、金曜日は休みあるいは郊外学習や映画鑑賞をしたりする学校もあります。

ユニークなクラスもあり

私が通った学校は、ブッククラブが金曜日にあり、決められた本を一週間で「このページまで」と決めて読んできて、クラスで意見を言い合う、というクラスがありました。
私は英語は読めても発言するのが大の苦手。でも本を面白く読めたので、しどろもどろしながらも、なんとか発言したのを覚えてます。

もしあなたの通う学校にブッククラブがなくても、あなたが興味を持っていたら先生に提案してみてください。人数が集まれば、開催してくれるかもしれませんよ。

アメリカはその辺フレキシブルなのが、よい点です。

積極的に発言してみる

クラスという小さな場であれど、英語で発言するということに始めはとても緊張したものです。それでも次第にどんどん慣れてきます!

まわりを気にして意見を合わせなくてはいけない、といった風潮がないのも、アメリカ特有の自由な雰囲気がかもしだす、よい点だと思います。

みんな違って当たり前なので、一人ひとりを尊重してくれるはず。もちろん私たちも、他の人の意見を尊重しなければいけないですよね。
遠慮せず、心に浮かんだことは発言していきましょう。

クラスの後の過ごし方

NBC activity
NBC バスケットボール

3日目以降も、クラスの後はぜひぜひ友達を探して、いろいろなところに出向いみてください。家に帰ってホストファミリーと夕飯の手伝いをしたり、寮であればルームメイトと友達になるいい機会。学校側もアクティビティやField Trip(遠足)、イベントを計画してくれるかも。

クラスに参加するだけなら、日本の英会話学校でも体験できます。
せっかくアメリカにきているのだから、「外の英語」にもたくさんふれるといいと思います。初めのうちは頭で考えたことが、口から上手くでてきません。

なるべくだれかと英語を使い続けることで、少しずつ英語が出てくるようになります。一週間で英語がすらすら出てくる実感は正直なところ難しいですが、負けずに英語漬けになっていきましょう!

最初は単語もなかなかでてこないけれど、それは同じ留学生ならば相手も一緒。英語を学んでる仲間なので、文法を間違えたところでさほど気にしてません(もしくは気づきません)。通じあえると、なんとも言えないうれしさが混みあがってきます!

6日目・7日目(週末)

週末は学校はお休み。自分の好きなように過ごすことができます。

活動的に繰り出そう

activity

ホームステイの場合、ファミリーが何か計画を立ててくれるかもしれません。ただすべてのホームステイ先がそうという訳ではありません。

ルームメイトや友達ができたら、いろんな場所へ繰り出してみましょう!
一緒のタイミングで入学した人がいたら、まだお互いどこも行ったことがないはず。カフェでも美術館でも公園でもバーでもどこでも楽しめます。自分から誘って、計画を立ててみましょう。

最初の一週間は、本当にあっという間に過ぎていきます。
初めのうちは時差ボケもあるので、なんだかよく分からないうちに過ぎていきます。

超短期留学の人は毎日思いっきりが大切

数週間しか滞在のない短期留学の人は、積極的に毎日授業のあと街に繰り出しても時間が足りないと感じるスケジュールです。ようやくできたアメリカ留学! ということで、滞在中は疲れも忘れるほどのエネルギーが出てくると思うので、流れにまかせて動き回りましょう。

まとめ

最初の一週間はとにかくあっという間。
初日は滞在に問題がないか、学校側と確認します(特に学生ビザの人)。

英語が上手く話せなくても、最初はみんな一緒。とにかく英語を話す機会を多く持って、言葉を発するようにしよう。
「限られた時間なんだ」ということを忘れずに、クラス以外でも積極的に色んな体験をしてみよう❤