HiNative Trek(ハイネイティブトレック)とは

HiNative Trekは、オンラインの英語学習サイト。

こちらの記事でも少し紹介しましたが、「ビジネスで使える英語」をメインに学習していきます。オンライン型によく見られるスカイプによる英会話ではなく、クイズ形式でできる英作文や音声の録音など、バラエティに富んだ学習が可能です。また自社アプリを使って、短い空き時間にも課題を提出することができます。

HiNative Trekを試してみる

今回は、HiNative Trekの体験をレポートしていきます。

どのような課題があるのか、また進め方やメリットデメリットについて、一つ一つみていきましょう。

ログイン後の最初の画面

HiNative login

まずログインすると、自分の掲示板が表示されます。
日付をみてもらえると分かるように、毎日違った課題が出されます。右のコラムに「プロダクトピッチを行う」と12月のテーマが書かれてます。毎月のテーマが変わります。また課題のリストを見ていくと、実際のビジネスの場面を想定した課題になっていることがわかります。

課題を一つ選んで回答してみる

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10月5日(木)の英作文の課題を、リストの中から選んでみました。クリックすると、上のような画面になり「下記の日本語を英語にしてみましょう」という課題が与えられてることが分かります。

Jimさんからはじまる日本語の文章(課題)をみながら、下の空欄(赤く囲ったところ)に自分の回答を入力していきます。赤く囲ったコラムの中に入ってる文章は、私が回答したものです。入力し終わったら、マイクマークをクリックします。

HiNative mic


初めてマイクを使う場合は、「パソコンのブラウザでマイクのを使用を許可しますか」というポップアップが出てくるので「許可」をクリックします。

音声の録音

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次は、実際に音声を録音する画面になります。音声を録音して提出します。これも課題の一つ。マイクを押すと録音開始、もう一度マイクを押すと、録音がストップします。上に自分の回答した英作文が表示されるので、この文章を見ながら自分の英語を録音していきます。

音声の提出

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録音し終わると前のページに戻り、音声の提出が可能になります。ここで、自分の録音した音声を再生することができます。もし気に入らない場合は、バツマークをクリックして、また録音しなおすことができます。この音声でよければ「提出する」をクリック。

すぐにネイティブからの模範回答が!

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音声を提出したとほぼ同時に、サンプル回答がでてきます。

これはあくまでも模範回答であり、絶対こうでなければならないというわけではありません。日本語にも言い回しがたくさんあるように、答えは一つではありません。自分の回答と見比べてみます。ネイティブの音声も聞くことができます。これ、比較ができて結構面白いです。

私はここで気分が一気に上がりました! 私は「どちらの朝」という日本語を英語にするのをすっかり無視しています。

途中経過:ここまでやってみて

クイズの短さと、回答の速さが良い。スピード感があるので、やる気がでてきます。「あぁ私の回答おしい!」と思うと、もう一回ほかのクイズをやりたくなります。想像していたより面白いです。音声もチェックできるのが興味深い。音声のサンプルは、記事の最後の方にまとめています。

このあともう一つほかの課題に挑戦して、満足。今日はここでおしまいにします。

スタッフからのコメントと回答

HiNative answer

次の日、またHiNative Trekにログインしてみます。

そうすると、通知マークのところがピカピカしてるのでクリックしてみます。昨日提出した課題に、スタッフからコメントが入っています。サンプル回答だけで終わりと思っていたので(あるいは質問したときだけ回答がくる)、なんだか嬉しい。早速昨日提出した課題のコメントを、開いてみます。

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Good Job! からはじまる嬉しいコメント。私の出した課題のダメ出しを、コメントつきで分かりやすく説明してくれています。そうそう、前置詞っていまだにしっくりこないんです。嬉しい。ありがとうという気持ちを込めて、コメント下の「いいね」マークをついでにクリックします。

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私の提出した英作文を正した文章と音声を届けてくれました。満足。ここでさらに質問したい場合は、質問を送ることもできます

課題を提出してみての感想

思った以上に楽しくできました。
課題が短いこと、回答がすぐ得られること、そして課題に対する文章を、コメントつきで直してくれること。サンプル回答だけではなく、見てくれているスタッフがいるというのは、やはり嬉しいもの。また回答はネィティブ(英語を母国語とする人)からです。

自分とネイティブの音声を比べてみる

ちなみに私の音声とネイティブの音声を録音してみました。

私の音声


ネイティブ模範回答の音声


ネイティブスタッフの音声


いやや、Tuesday(火曜日)は「チューズデー」ではなく「テューズデー」なんですね。今まで気づかなかった〜面白い。「Regards」に関しては、私は語尾を下げていますが、二人の回答を聞いてみると語尾は上げるようです。これも知らなかった。面白いです!

これは自分で音声を録音してみないと伝わりずらいと思いますが、私は自分の音声を聞いたとき大爆笑でした。耳をふさぎたくなるようでもあり、ネイティブと比較できるのが面白かったり。音声課題は今までやったことありませんでしたが、かなり気に入りました。

学校を卒業すると、人から指摘されたり自分から確認しないかぎり、まず気づかない自分の発音。私は帰国子女ではないし、ネイティブのようには上手く発音できないので、「R」がうまく言えないとか「F」や「V」は唇噛んでないとか「Th」が発音できないというのは自覚してるんですが、そのほかの小さな違いがたくさんあります。

これに気づかせてくれる音声提出はすごくいい、と思いました。もっと発音に気をつけたいな、という気にさせてくれました。学校を卒業してからしばらく離れていた英語の学習。これなら面白く続けられそうです。

まとめ

HiNative Trekはスカイプ英会話のようなオンタイムでの会話のやりとりはないけれど、またそれとは違った面白さが味わえます。

ビジネスの実践向け、英語力は中級以上を推奨しています。確かに最初からビジネスの場を想定した練習がバンバンでてきます。なので、今まさにビジネスの場にいる人にはおすすめです。逆に、日常英会話を学びたいとか、もっと基礎の英語を学びたい人は、ほかの英会話サイトのほうがいいかもしれません。また英語力がないけどビジネス英語を学びたい人は、土台をほかで学んでから参加したほうが面白みが増すかな、という印象です。

しかし挑戦してみるのはあなた次第! もしビジネス向けの英語学習を探しているのなら、一度受けてみて自分の目的にあったものかどうか試してみるのもいいかと思います。

HiNative Trekのメリット

  • ビジネスの実践向け
  • アプリを使って簡単に課題を提出できる。アプリの使用感も良し
  • 短い課題が毎日あるので、飽きさせないアプローチ
  • スタッフからの回答やコメントが早い

HiNative Trekのデメリット

  • 英語ビギナーレベルの人には分かりずらい
  • ビジネス向け。日常英会話やベーシック英会話といった類の学習ではない
  • スカイプ英会話と違い、臨場感やその場のコレポンを体験することはできない
実践英語を1日1題。着実に英語力を伸ばすなら、【 HiNative Trek 】

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました❤