留学をして変わること
一度でも、短期でも、海外留学を体験してみる。
とってもおすすめです!
「短期留学だとあまり意味ないのでは?」とか、「ワーホリだと英語を使わないのでは?」とか、「年齢のこともあるので今さら気がひける」と、人によって留学をためらう理由はたくさんあります。
しかし、留学で得られるものは、語学の習得だけではありません。
海外に行くことに興味を持っていたり、国際交流に興味を持っている人なら、国内を飛び出して、一度は留学をしてみてほしいなと思います。
本格的な留学じゃなくてもいいんです。短期の留学体験でも、今までみていた目の前の世界が変わります。
人生どの時点で留学するかは、人それぞれ
留学といっても、いろいろな形があります。
学生時代に、運よく海外に渡るチャンスがある人もいます。「交換留学」とか「夏休みを利用した留学」であったり。また20代のうちであれば「ワーキングホリデー」といった、いわゆるワーホリにも参加することが可能です。アメリカはワーホリ制度に入っていませんが、昔と比べてワーホリの参加国が増えました。すばらしいチャンスだと思います。選択ができる、いい時代です。
私は、学生時代は学校を休学してまで長期で行くというという大きな願望もまだなかったし、目の前のことでせいいっぱいでした。初めて海外に行ったのは、大学の夏休みを利用した3週間のカナダ留学でした。
昔からぼんやり憧れていた海外。そして周りはみんな英語なんだ、という環境に感動し、帰国後には「もっと英語を学びたい」とか、「もっと違う国にも行ってみたい」と思うようになりました。周りがみんな英語なんて、もちろん頭ではわかっていることですが、実際にその場にいって肌で感じないと、自分の意識までなかなか落ちてこないんですよね。自分の体と心がどんな風に感じるか、とっても重要だと思います。
たとえそれで海外に興味がなくなったとしても、それはそれでいいと思います。思い描いてたことを一度やった、という主体的な行動。とにかくやったという行動が大事じゃないかと。
留学を通して変わる自分
留学を通して経験できること。こんな素敵なことがあります。
- 広い視点で物事をみることができる
- 「ものおじ」しなくなる
- 人間みな違うんだと考えることができる
- 英語がわかると、情報量が増える
- 日本の良さがわかる
短期であっても、違う文化での体験を通して、その後の自分の人生に大きな影響を与えることになるのは間違いありません。旅行とは違い、一人で飛行機に乗り、ちがった環境の中で生活していくということは、貴重な体験になるはずです。
社会人の人でも遅くはありません。私が長期の留学に踏み切ったのは、20代の最後。もっとあとでも、自分の年齢なりに、違ったものの見方ができると思います。学生の視点と社会人になってからの視点は違いますよね。
目の前で同じことがおこっても、どのように自分のなかに入っていくかは、ひとそれぞれ。やりたいと思ったらやる、という行動が重要。モヤモヤしていると、あっというまに時が過ぎていきます。
一度きりの人生。休暇を利用した超短期留学でもいいので、いつかいきたい!と思う人なら、ぜひ外に出てほしいなと思います。ためらっていた人ならなおさら、その自分の「殻」を破ることで、例え留学後にまたすぐ職場に戻ったとしても、前より少し違う自分、を見つけることができると思います。
それは少し自信をもった自分だったり。今まで問題だと思ってたことが、実はたいしたことないことだと思えたり。きっとあなたにもその「そういえば!?」の瞬間があると思います。
すぐには気づかないかもしれないけど、ずーっとあとで、何年か前をみつめなおしてみて、そんな風に感じることができるんじゃないかな、と思います。
ずっと思い描いていたものを「実行する」ことの満足感が、きっとあなたに自信を与えてくれるはずです。
自分を変えていくのは動いてこそ
同じ環境にとどまっていても、違ったアイディアはなかなか生まれてこない、と言われています。
人生には「自分が想像してなかったような考え」があったり、「むずかしいと思い続けたことが、やってみたら意外と簡単にできた」といったことが、たくさんあります。
スポーツでも、例えばマラソンで「○秒のラインは誰も破れない」と言われていたことが、誰か一人が破ると、次から何人もの人が、そのラインは軽々と破ってしまう、といった現象があります。
自分では「そこは無理でしょ」と思ってたことが、だれかが「やり遂げて」しまったことで、今までの「むずかしい」から「私でもできる」といった思考に変わります。
留学もいろいろなことが起こるので、ある意味これと同じようなことが起こってくると思うんです。いままで「できない」と思ってたことが、実は「簡単だった」んだと。
「やってみる」といった行動がともわないと、「考えている」だけではわかりません。その気づきを得るために、自分の枠を広げたり、またその枠を壊していくことが必要です。いつも同じことをしていると、明日も今日と同じことが起こります。残りの人生も同じことが起こります。
また相手に期待したり、主体的ではない生活を送っていると、あるとき周りで嫌なことがあると、自分でコントロールできないと感じてしまいます。普段から自分の好きなこと、やりたいことを、小さなことからでも「自分で選択」して生きていくと、環境や周りの意見ではなく、自分で生きて行くんだ、という主体的な感情を取り戻して行くことができると思うんです。自分のやりたいことも見えてきます。
そうやって行動していくことで、今までとは違うアイデアが浮かんできたり、もっとやりたいことが見つかったり、自分の好きなことがみつかって自分自身もどんどん好きになっていきます。
成長していくことは楽しい
成長していくことって楽しいです。自分が成長してるなんてわからないけども、何年かあとに過去の自分を振り返ってみてい「変わったなー」っていい風に感じられたら、うれしいことですよね。
世界には自分の知らないことはたくさんあるし、その知らないことを知ることは幸せだし、自分にもプラスとなっていきます。たくさんの人と出会うことで、人との考えかたの違いを知ることができたり。
自分の世界を広げることで、ものの見方が次第に変わってきます。
今まで自分が固執していた「なにか小さないやなもの」は、実は全然そうではなかったり。自分はそう思っていても、万人が同じようにいやと感じているとは限りません。自分の心の「小さな世界」を開放させたあげると、いいものもたくさん入ってきます。
人生は小さなことの積み重ね。考えと行動を少し変えることで、人生が変わっていきます。
だれもが素敵に年を重ねていきたいと思うもの。最高の自分でいたし、素敵な仲間にかこまれて生きていけたら、ハッピーですよね。
まとめ
「思い続けていたことを実行すること」。
それがあなたにとって留学であれば、英語の上達だけではなく自己の成長のために、素敵な経験となるでしょう。留学は無理やり「場所(環境)」を変えることなので、その場に自分をあえて置いてしまうことは大きなチャレンジとなり、自己の変革へとつながっていくと思います。
留学は一つのきっかけに過ぎないかもしれない。ただ少なくとも、留学は英語の上達だけではなく、自分をみつめ成長させていく、良い機会となる、そう思っています❤